一つ前のエントリーで"LEGO TECHNIC #8416 Fork-Lift"のセカンドモデルを紹介してみたけど,今度はメインモデルである"Fork-Lift"を作ります。いやはやセカンドモデルを分解するのが大変でした。
インストはメインモデルとセカンドモデルの2冊に分けられています。
総パーツ数729パーツということだけど,1~3の番号入りの袋に分けられていました。Fork-Liftのインストには「ここでは1,2を使いますよ」と指示があります。余計なパーツを開封しちゃって探すのが大変ってならずに済みます。先にセカンドモデルを作ったので全部ぶちまけてあるけど,一応,Liftarmやらタイヤとか大きめの物はパッケージへ,PinやAxleなど小物は別ケースに入れておきます。
で,作成開始。
メインモデルというわけでギミック満載でギアが詰まってます。やはりTECHNICシリーズはこうでないとね。
Liftarmによるフレーム構造になっているけど,3本のLiftarmにある穴に真上からAxleを差し込んで固定したり,横一列にPinを4本並べてから別のLiftarmと繋げたり,TECHNICシリーズならではの組み立て方法で楽しめます。よく考えているなぁと設計した人を尊敬しつつ組み立てます。
運転席にはフォークリフトとは思えない操作パネルも付いてます。
で,Fork-Lift本体がほぼ完成。なんか可愛らしい形状してるよね。そうそう,パッケージ写真では"えんじ色"っぽく見えた赤の部分は完全な赤です。
すでにタイヤを付けちゃったけど,これだとリフト部分が装着できないのはご愛敬。リフト部と繋ぐギアもありますね。
リフトのレール部分とフォークを取り付けた状態。
フォーク部分は吊ってあるだけで固定されていないためガチャガチャ動きます。
面白いのがフォーク部分に付いているロープでしょうか。ロープの両端にPlate 1 x 1 Roundが付いていて固定できます。スパイダーマンに入っていたのとは違うなぁ。"LEGO TECHNIC #8420 Mobile Crane"にも同じ物が付いているみたいですね(まだ作ってない)。
ウィンチみたいにロープを巻き取ってフォークを上げ下げするのかと思っていたけど違うんですな。
左側の写真にあるユニットはリフトを上下させるのとリフトの傾斜角を変えるギミックが仕込まれています。
先に組み立てたユニットと合体!。ロープを"固定"します。徐々にリフトを上げ下げさせるためのギミックが分かってきました。
そんで完成です。「ぼてっ」としたデザインでカワいいカッコいい!。ちゃんとパレットもあるので何か載せられます。
上部にあるパトライト(?)を捻ると後輪が曲がります。
ちょっと分かりにくいけど,リフトの傾斜角を変えるギミックです。Wishbone Suspension Arm(赤い三角形の部分)の付いたLiftarm 1 x 3 Straightを前後に倒すことによって,Liftarm分だけ傾斜角が変わるという寸法。
前に倒しておくとフォークは地面と平行で,後ろに倒すとフォークの先端が少し持ち上がるって感じになります。
お尻にあるハンドルを回すことでリフトが上下します。かなり時間がかかるので必死に回しましょう。最大に伸ばすと全高35cmまで上がります。
ロープの一方はリフトフレームに固定,もう一方はフォークに固定されて"つり下げられている状態"でリフトフレームに引っかけられています。お尻のハンドルで持ち上がるのは内側にあるリフトフレームが上がり,それと一緒にフォークも上下するという実に単純な構造でギミックを再現してたりするんですな。
これで糸巻きのようなウィンチ構造だったら嫌だったかも。
このセットは"ちょっと作りごたえのあるTECHNICシリーズないかなぁ"という人のお勧めしたいです。構造といい,ギミックといい,モデリングといい,オレの中での総合点は高いです。
クリックブリックで7999円と少々お高いけど,1パーツ約10円と考えると安いかも。(笑)
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