そんなLEGO DINO ATTACK #7477 T-1 Typhoon vs. T-Rexだけど，LEGO RACERS #8653 Enzo Ferrari 1:10(下に広告を貼っておきますね～)と，ほぼ同じ大きさのパッケージなのでジャマくさくて組み立てることにした……予想通り，余計ジャマくさくなる結果となりました。

　巨大パッケージの割には総パーツ605パーツと少なめ。どういうわけかティラノサウルスの頭だけ別に入れられている。胴体部分はマクドナルドのちびっ子が買うセットのオマケのごとく，ビニールに入れられてゴロンと入ってる。

　ティラノサウルスとプテラノドンが入ってるんだけど，まさに前述のとおりマクドナルドのオマケっぽい触り心地。おもちゃですな。

　ティラノサウルスの頭部にあるボタンを押すと目と舌が赤く発光します。電池交換の仕方とか一切記述がないので，たぶん核燃料を使っているんでしょう。もちろん嘘です。プテラノドンのほうはワニの捕獲よろしく口の部分がゴムで止めてあったけど，特にギミックは全くなし。ほんとにおもちゃ。

　ちなみに恐竜を適当に組み合わせてしまうおもちゃや映画が多いけど，恐竜には生息した年代があるので，例えばティラノサウルスにステゴサウルスが襲われたことはないって状態になる。なんでってティラノサウルスは白亜紀後期，ステゴサウルスは白亜紀前期の恐竜だから出会ったこともないわけです(発掘された化石からすると)。その点，ティラノサウルスとプテラノドンの組み合わせは白亜紀後期でバッチリ。

　大きめのパーツがゴロゴロ入ってました。どこに使うかは一目瞭然。

　ミニフィグも4体入ってる。ちなみに名前はShadow，Digger，Specs，Viperとなっている。どいつがどいつなのか面倒なので書かない。

　左側の写真がT-1 Typhoonの本体。TECHNICでもDESIGNERでもないので，ギミックは仕込まれていない。内部と後部にシャフトが使われたパーツが見えるが単なるスペーサー。

　右側の写真は組み立て途中の内部。なんか牙を使ったような柱みたいなのがある。後ろのクリアパーツは映画などで見かける地図みたいなシールが貼られるんだけど，今回はシールは一切貼らずに組み立てる。

　で，いきなり完成。もうね，作ってる途中で分かっていたけど，明らかにLEGO DESIGNER #4403 Air Blazersよりもデカいんですよ。これ，どこに飾っておくんだ？と。(笑)

　色遣いとか賛否両論ありそうだけど，個人的にはなかなか気に入ってる。

　左右にガトリングガン(ミニガン)と6発のミサイルを装備。機首の回転式機銃は自由に可動させることができる。

　恐竜捕獲用なのかフック式のクレーンも付いているけど，今回はオレの飾り用のため(遊ばない)，糸とフックは取り付けていない。使わない時はアームを後方へ倒しておく。

　機体後部に取り付けられた対恐竜用の武器。後方に向けられた座席で操作するんだろうね。上下にしか動かないけど。

　左右に取り付けられたガトリングガン(ミニガン)。回転はするけど弾は出ない。結構，いい加減な作りですな。

　あとコマンチっぽいテールローター周り。普通のプロペラパーツが使われているけど，#4403同様にブロックで再現したほうが雰囲気は出るかも。

　機体下面を見てみると，ギミックは仕込まれていないので見る価値はないか……。タイヤは前後で独立した引き出ししき。後輪のみ左右連動だけど，シャフトで繋がっているだけというお粗末なもの。

　機首下部に設置されたロケットランチャー。蛍光グリーンな砲頭は柔らかいゴム製。当たっても痛くないと思いきや，結構な勢いで発射される。タイヤを出そうとして置いたら，スイッチに触っちゃって自分に向けて発射されて少しだけビビったのは内緒だ。

　やっぱり並べないとねぇってわけで，#4403と並べてみた。#4403もデカいと思ったけど，それ以上の大きさがわかるでしょうか。ちょっとウルサいヨメさんだと「そんなもん，どこに飾るんじゃボケ!!」という心優しいコメントを頂戴できそうです。幸いウチのヨメさんには見せていないので現時点ではノーコメントでしたが……。

　#4403のメインローターは十字に組み合わせて挿し込まれているだけなので，飾っておくときに外しておくってこともできるけど，T-1 Typhoonについては十字状態で固定されて，分解するのが手間なので余計にスペースを食います。改造してもいいかも知れません。

　それにしても大きい……けど，カッコ良い。ちょっと高いけど，ヘリが好きな人は作ってみてはいかが？。

税込，送料込

8653 エンツオ・フェラーリ1/10 Amazonで詳しく見る by G-Tools