記事No.634(No.629へのコメント) |
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タイトル |
Re:がんばってください。
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投稿者 |
さくら
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リンク(URL) |
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登録日 |
2001年6月26日10時32分
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この掲示板を見せていただきながら、息子が網膜芽細胞腫と診断された時のことを思い出しました。
京都大学に入院・そして手術をしたのですが、雲の上を歩いているようで何でこんなことに・・・何が悪かったのだろう、と真っ白な頭の中をそんな思いがぐるぐる回っていたように思います。
生後2ヶ月で手術をしましたが、体が小さく手術は早い方がいいが、全身麻酔が解けなくて死ぬこともあるので少しでも体が大きくなってからと、ぎりぎりのところでの手術でした。
そのころは(26年前)、まだ網膜芽細胞腫についてあまりわかっておらず、このようなコンピュータもないので、とても不安でした。
自分が頑張ったり、耐えたりするのはどれだけでも引き受けられるけれど、小さな子供に来る試練は、親も回りの者も切なくてどうしようもありません。
ある方が、「目は見えなくても、心の目が見えるようになる。」と言われました。
息子が自分の目のことについて小学校4年の頃聞きました。
「神様(信者ではありませんが、カトリックの幼稚園にやりました)は、何でぼくみたいなかわいい子の眼を取られたのかなあ?」
「マー君は、目の見えない人はかわいそうて思うでしょう?」と言うと、「かわいそうて言うのは失礼だ。でも気持ちがわかる。」と、答えました。
「神様は、マー君の眼と引き換えに、そう感じれるやさしいこころをくださったのよ。」というと、「うん。」といって、それから一度も眼のことは言いませんでした。
子供は、私たち大人が考える以上にすばらしい感性と、エネルギーを持っています。
それを信じて、より良き選択をしていってください。
こころより祈っております。
さくら
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