今回はBARホンダは好位置でのスタート(バトン3番手,琢磨4番手)ということもあり,ルノー(アロンソ)を食って,マクラーレンの後ろでフィニッシュして欲しいな……と淡い希望を抱きつつ,ドキドキの1コーナーを見守っていたわけです……。
スタート位置と加速の鈍さでトゥルーリにパスされた琢磨,"乗れている"証拠にパラボリカでアウトからトゥルーリを抜き返す。すげ~。ちょっとビックリしました。去年の走りの再来を感じちゃったよ。しかも5番手を走る来年はチームメイトになるかも知れないバリチェロを従えての4番手走行だもんね。
それにしてもバトンも琢磨も良かったのは1度目のピットストップまでで,給油リグの問題が起きて見事なまでのドタバタ劇が披露された。1回目のピットインで琢磨担当の給油マンの動きがおかしいな?と思っていたんだけど,そのまま出て行ったので問題ないのか(バトンも入ってきたし)なんて思ってたら,琢磨が再びピットインで再給油。あっという間に16番手に転落……。
ツースティント目はタイムが上がるわけない。"こちら"の記事が分かりやすいので読んで欲しいが,1回目の給油でリグのシステムエラーは出たものの予定量は入っていて,2回目の給油でオーバーフロー(溢れた)になった。つまり燃料量がラップタイムに与える影響が大きいコースでフルタンク状態で走らされたわけ。なんなんだ。しかも3回目(本当は2回目の時)もしっかりピットインして給油してるしねぇ。これでも琢磨が来年も走るには毎戦ポイントが必要なんだそうだ。頼むぜ,ニック・フライ。
それに引き替え,マクラーレンはフルタンクもしくは重タン状態でも素晴らしいラップタイムをたたき出していたわけで,やはりマクラーレンの強さを改めて感じちゃった次第。つ~か,ライコネンもモントーヤもスピンぶっこいたり,タイヤのトレッド剥がれたりヒヤヒヤでしたが。(笑)
そうそう,けんさわさんによると……16日に日本人は嬉しくなるような何かの発表があるらしい。琢磨の来季のこと?,バトンの移籍?,ホンダの完全買収?。何にせよ,楽しみですな。
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