結局，他車との接触によるクラッシュなどはなかったものの，ある意味，荒れたレースになりましたな。それにしてもルノーのスタートは見事。無理してポール狙わなくてもスタートで前に出られる感じ。ただ先行しているフィジケラよりもタイムの良かったアロンソが意外と熱くなってたのが印象的でした。今はラジオ(無線)が聞かれているから，下手なチームオーダーは出せないし，視聴者としても譲り合い面白くない。フィジケラにアロンソとのバトルになる前に一服してこようと外に出たら(ホタル族)，なんか「フィジケラが～～」とか聞こえてきた。戻ってきたらピットに入ってるし……巻き戻して確認したらトラブルかよ……。その後，アロンソは壁にヒットしてレース終了。

　期待の琢磨は序盤でミッショントラブルで引っ込んだものの，リアをそっくり交換に近い大作業ののちにレース復帰。今のレギュレーションでは次戦の予選走行順が重要になるし，今年は他チームに比べてレースを走れてないBARとしてはデータ収集も必要だしね。24LAPほど遅れて復帰したと思ったら，バトン車のテールカメラが……最終コーナーの縁石で跳ねてクラッシュ……やっちゃったね。ミハエルのプレッシャーなんだろうな……。

　バトンのクラッシュによりセーフティカー導入。ライコネンがいち早く対応してナイスなタイミングでピットイン。トップを走っていたモントーヤは……と思ったら，なんでセーフティカーはラルフを押さえてんだ？。トップを押さえろよ。モントーヤはピットインしたものの，セーフティカー先導の一行が通過中のためピットレーン出口はクローズ。無視してコースイン……ブラックフラッグ。とほほ。ラルフは見た目はトップだけどタイミングモニターの順位は7番手。何なんだ。というか，セーフティカー導入からの流れがF1はおかしいでしょ。セーフティカー導入のタイミングでトップが自動的に最後尾になってしまうってのはどうなんでしょう。せめてセーフティカーが導入されたら隊列が整うまでピットクローズとかにして欲しいなと。これ，去年のアメリカでもそうだよね。

　ドタバタしてて，なんだか面白くなくなってきたぞ……と，その辺から記憶がなくて，気がついたら表彰式でした。せっかく直してレース復帰していた琢磨も途中で止めてたのか……。(残念)

　それにしても今回も今宮さんがうるさかったです。アナウンサーと同時に話されても聖徳太子じゃないので両方聞き取れません。相変わらず他人の話を横取りして勝手に締めくくっちゃっうし，「～ですよね？，今宮さん」と話を振られても良く分からない話をして「で？，答えは？」って感じだし，英語みたいな日本語が気になっちゃうし……川井ちゃんに反論みたいな感じで言われちゃうと急に元気がなくなるのは気のせいでしょうか。なんか川井ちゃんもイライラしてるっぽい時があるのが笑える(前回も中継中に川井ちゃんのため息「はぁ～～」と入った気がする)。で，チームラジオが入ると他の3人は「アロンソに抜けって言ってますね!!」とか微妙に盛り上がってるんだが，今宮さんだけ「はい」とか「うん」しか言ってないのはなんでだろう……。