肝心のBARホンダ……予想どおりダメっすねぇ。予選からしてダメダメ。バトンはともかく，予選1回目の琢磨はあの雨じゃエキストリームウェットを履かすべきでしょう。エンジニアがダメすぎ。クラッシュして止まっているのを見たときは，いきなり壊したか……と微妙な気持ちになってしまいました。しかもレースは後方に沈んだし，結局，2台ともエンジンが壊れた(ことにして)ので，フィニッシュせず完走扱いだしねぇ。

　というか，いきなりレギュレーションの穴(とも言えないけど)を付いた作戦を使ってきました。今回は決勝レース中にエンジンブローした場合は次レースはペナルティなしでエンジンの載せ替えが可能になるんですな。次のマレーシアはエンジンが壊れちゃったので新品エンジンを2台とも使えるわけです。以前にスカパーのF1特番で川井ちゃんとかが"ホンダは今年，1勝あげる気でいるから，次のレースを捨てて1GP持たせるエンジンで勝ちに来る可能性がある"って話をしてました。いきなり狙ってくるかも!?。その内，フィニッシュライン直前でエンジンをぶっ壊す走りをするチームが出てくるかも知れませんな。煙噴きながら惰性でフィニッシュとか……決勝レース中のブローだから次レースで新品エンジン使えるし，レースに勝つと。現実的じゃないけど，今のレギュレーションだと，そんな方法もあるんですな。

　あとピットでのタイヤ交換なしに笑ってしまいました。マシンが走り去ると同じ格好で座ってるタイヤ＆足回りチェックマンたち。神経すり減らして行うタイヤ交換ミスはなくなったし(しないから)，座ってチェックしたり，タイヤプレッシャーチェック程度で前と給料は同じのかなぁと。(爆)

　ついでに予選2回の合算方法は分かりにくいので止めて欲しいです。予選1日目，予選2日目と並べて表示して欲しいな。