まずCD/DVDドライブが有名なプレクスターですが，遂にテレビキャプチャーデバイスに手を出してきました。見た目はUSB 2.0接続の外付けキャプチャーデバイスですが，中身がナイスな製品となってます。エンコードチップにWIS technology社のGO7007SBが採用され，MPEG-1/2/4だけでなくDivXのハードウェアエンコードでのキャプチャーが可能となってます。つまりリアルタイムでDivX化が可能なわけですな。ぐひひ。

　Cocoonから吸い出したムービーなども最終的にはDivX化しているんだけど，Dr.DivXなどを使ってエンコードすると，CPU占有率も高くて重くなるし，時間もかかってしまう。だったらPX-TV402Uでハードエンコードといきたいところですが，残念ながらローカルディスクにあるファイルのコンバータとしては使用できません。必ずS映像，コンポジットから取り込む必要があるんですな。コンバータとして使用できれば最高なのになぁ。

　今はテレビ録画で使用するつもりはないので，アンテナは繋いでないけど，Canopus MTV2000等と組み合わせれば裏録画も可能ですな。ブースター&分配器を使わないとアンテナが足りんな。

　録画自体はInterVideo社WinDVRを使用するんだけど，キャプチャーユニットにMTV2000も選択できます。最初，DivXで録画しようと思ったら，"録画できません"と表示されて悩みまくっていたけど，よくみたらMTV S映像が入力に選ばれてた。もちろんMPEG2とかなら録画できた。で，入力をPX-TV402U S映像にしてみた。うっ!!，オーバーレイ表示されている画面の画質が落ちた……オーバーレイ画面だけの問題で保存ファイルは違うのかな？(未確認)。試しにDivXでエンコードしてみたけれど，本当にリアルタイムエンコードです。感激です。DivX Certified Home Theater Highest Qualityでもサクッとエンコードしてくれます。これはいいかも知れません。

　ただ気になるのが"録画モード一覧"として登録されているもののみという点でしょうか。DivXの解像度やビットレートとか細かい調整ができないらしい。まぁ悩むことなく選択できて，サクッと録画って感じでいいのかもね。詳しいスペック等は"こちら"で確認してみてください。

　ちょっと使っただけの印象としては，毎回，録画したムービーをDivXにエンコードしているって人は，かなり便利に使えるデバイスかも知れません。そんなに高くないので，ぜひお試しを。損しても責任は取れませんが。(爆)

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プレクスター PX-TV402U/JP