なんで行ったかといえば，社内のコンピュータシステム移行について，社内システムからCobolへのコンバートプログラムを作らせてくれということなんです。それのデモができたので見てくれとのこと。一応，株式会社なんだけど，自宅がオフィスなんですな。オフィスというか普通の家なんです。狭い一室にPCが6台くらい，野郎ばかり6人……。なんとも強烈な光景でした。

　デモを拝見して，質問はあるか？と聞かれても，このデモ，フラグを立てるだけのプログラム。別のマシンで処理中なら別のマシンで同じことをすると"処理中です"みたいに処理するだけの単純なもの。質問なんてない(笑)。どうもコンバートを全て引き受けたいっぽい話で"勝手に"進んでいるようで，「月半分くらいの費用をかけて開発ソフトを導入した」とか。これでウチの会社が発注しなかったらどうするんでしょう？。それにしても，いろんなコンバートプログラムについて，ある程度できているのなら話は分かるが，見られるのは単純な今回のデモのみ。しかも開発している5名は4月に入社した新人ばかり。今回のデモも2週間かけて"言語"から勉強して作ったんだとか。そんな状況で全システムの移行を任せられるもんでしょうかねぇ。まぁ普通に考えれば，お願いしますとは言えないわな。

　風がビュービュー吹いているし，そこからウチまで3時間半ほどかかるので終わったら直ぐに帰りたかったんだけど，店を予約してあるので来てくれとか。まぁ付き合いだから仕方ないんだけど，オレは酒は飲めないし，魚介類はダメ。いきなりビールやら鯨の刺身やら登場して食う物がなかったよ(^^;。先に帰るので挨拶だけして店を出ようとしたら駅まで送っていくとか……いや，いいよ，直ぐそこだし。というか，実は嫌な予感がしてたんだけどねぇ。実はこの上司の知り合いな人は，オレはどうも受け入れがたい人なんですな。なんつ～か，キスされそうな感じで(笑)熱血状態で話をするし，何しろ声がデカい。駅に向かう途中で「お酒が飲めかったり，肉が好きなのは調査不足でした，すみません」なんつって謝ってる。「おみやげに酒を用意したんだけど渡せない」とかも(爆)。さらに「自宅に送るから住所を教えてください」とか……なんなんだ。気持ちが悪いので断り続けていたら，しつこいのなんの。「せめて降りる駅だけでも……」「住所を教えてくださいよ～」とか，オレが切符を買っている真横で言ってる。怖いのなんの。本気で殴ろうと思ってしまいました。デカい声で言ってるから，みんな見てるし，「ホントにすみませんでした～」「おやすみなさい～」とか自動改札を一緒に通って，オレだけ通過，あの人はシャットアウト。その地点で叫んでる(笑)。つ～か，み～～んな見てる。怖い怖い。酒が入ってるんじゃないの？って感じですが，実は素面でこんな感じの人。参ったね。猛烈に疲れたよ。