で，今度はBSデジタルやらも観られるようになったし，ビデオ入力，コンポーネント切り替え，AVマルチ切り替えなどなど，少し操作がややこしくなってきました。というか，高そうなリモコンだし，壊されたら買い換えるにも高そうだってな理由もあって，ヨメさんやチビたちにも安心して使えるリモコンを探していたのでした。

　オレは生意気にもSONY RM-AV3000Uを使っているんだけど，こいつはタッチパネルだし，チビたちに使わせられない。そこで見つけたのがSONY RM-P36Uってリモコン。こいつは1台でテレビ，ビデオ，チューナーの操作が可能でBSデジタル，スカパー，CATVにまで対応しています。学習リモコンじゃないので記憶はできないけど，各メーカーのいろんな機器がデフォルトで操作できるので特に問題ないですな。

　早速，テレビをBSデジタル内蔵にして動作確認。ビデオ入力にするには"テレビ入力切換"を押して行くとビデオ1→ビデオ2と順番に変わり，ビデオ4→コンポーネント1……AVマルチRGBと切り替わる。テレビ入力切換を押したまま数字キーを押せば，ダイレクトに入力切換ができるってわけ。実はSONY KD-28HR500のリモコンにはワイド切換がフリップの中にあるという謎なリモコンだったんだけど，RM-P36Uを使えば"ワイド"ボタンが付いているので手軽に切換できるオマケ付き。メニュー操作もできちゃうので，ほぼこれ1つで3つの機器の操作が可能ですな。あとBSデジタル(双方向)のクイズ番組などでは必須とも言える青，赤，緑，黄ボタンも装備しているのも魅力的。

　テレビ，ビデオ，チューナーの操作切換はリモコン下部にあるスライドスイッチで行います。ここでポイントの高い要素が出てきました。テレビ，ビデオ，チューナーによって，ボタンを押したときの音が違うんです。これなら目の見えない人にも何を操作しているのか分かるってわけです。ソニーって意外と視覚障害者向けに小技を使ってたりするんですな。例えばSO505iの電源ボタンが他のボタンよりも一段下げてあったりね。話が逸れたけど，かな～り便利になりましたよん。これで2,940円は安かったかも。