記事No.1241(No.1237へのコメント) |
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タイトル |
Re:生きるのが辛いです
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投稿者 |
夕やけ
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リンク(URL) |
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登録日 |
2003年2月15日8時19分
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「先生」さんの 悲しさ 辛さ お察し致します。
私は50代の女性です。
2才の時片眼性のこの病気になりました。
若い時は多くの悲しさ、辛さ、悔しさを味わいました。
生きていることが嫌になることもありました。
世の中すべての人が障害を持っていればいいのに
なんて思ったこともあります。
だけど病気になってしまったことはどうすることもできないのです。
悲しさ、辛さを乗り越えるというよりは、それらを気楽に
やり過ごしていくことが大事と思うようになりました。
ご両親が否定なさるのは遺伝ということであれば、自分達に責任ある
ことになるので、そうは思いたくないからだろうと思います。
親、きょうだいでも本人の辛さは100パーセント理解することは
出来ません。
これは同じ立場の人でないとわからないことだと思います。
同じ様な悲しさ、辛さを味わった人は他にもいる。
皆 それぞれ頑張って生きている、ということをこのホームページ
を見て感じとり、自分はどのよう様に生きていくのが自分にとって
一番いいのか、自分が一番いい状態になれる様、全力投球してみる
のはどうでしょう。
職業に制限が出てくるのは仕方のないことかもしれません。
私も若い頃教員をやったことがあります。
中学生を教えていたのですが、正直言って辛かったです。
小学生はまだ可愛さがある。高校生は少し大人になっている。
中学生はその中間で特に男の子は嫌でした。
結婚することになって教員は辞めました。
当時はインターネット等はなかったですが、自分なりに色々な
本を読んでこの病気は特に両眼性の場合は遺伝しやすいという
こと等の知識は得ていました。
自分の子供が生まれてからは、特に目に注意をしていました。
遺伝子の検査をしたらいいなんてことには思いも及んで
なかったのです。
しかし、この世に「生」というものがある限り、先天的な病気や
障害や病気の遺伝子を持って産まれてくる子がいるということは
避けられないことなのです。
そういう子供達は沢山います。
その時の医療で最善を尽くせばいいのだと思います。
そしてよく「障害のある子は神様がその子ならそれを乗り越える
ことが出来るからそうしたのだ」とか言われます。
結婚できないなんて考えず、いい人とめぐり合って、幸せだな
と思える人生を送って下さい。
自分が辛さ、悲しさを経験しただけ他人の痛みもわかる人間に
なっているはずです。
長い人生の中ではそれは大事な事だと思います。
「先生」が ゛幸せだな゛と思って暮らせる日が一日でも早く
来ることを祈っています。
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