記事No.657 |
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皆様、始めまして。
私は、今年で22歳になった、網膜芽細胞腫の既往歴を持つ者です。
幸いにも片眼性でしたので、今は普通の生活が送れております。
しかし、保育園、小学校、中学校とさまざまな困難にぶつかったの
も事実です。保育園、小学校では友達の義眼に対する好奇心からの
いじめ、大学受験では、学部によって、受け入れられないと断られたり。。。
でも、すべて、泣きながら、苦しみながらも、ここまでやって来れました。
私が病気のために苦しんだり悲しんだりしている姿を見て、一番悲しんだ
のは、両親であることは言うまでもありません。
でも、私の両親は、つねに、「おまえがどんな状況でも受け入れる力がある
から、神様がこの病気をおまえに与えたんだよ」と言っていました。
きっと、今幼いお子様方も、近い将来たくさんの困難にぶつかることも
あるでしょう。でも、ご家族の皆様までもが一緒に落ち込んではどうしよう
もありません。私の両親もこのことに関してはたくさん悩んだと思いますが、
私にはその姿を見せないでくれました。それが励みとなって、今の私が在る
と思います。
何か、私の経験で皆様のお役に立てるのでしたら、いつでもお話いたします
ので、どうぞ、この掲示板なり、メールなりで、お申し付けください。
五体満足が全てではありません。見えなくたって、幸せはいくらでも
ありますよ!!
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