記事No.723(No.704へのコメント) |
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瞬ママさんこんにちは
家の娘は、1歳2ヶ月で片眼を摘出し、今年で11歳になりました。
10年という時を経て、いろいろなことがありましたが、明るく元気に育っています。
私は、その間、ずっと仕事を続けてきました。
私も公務員なのですが、当時は介護休暇という制度すらなく、時休や半休を駆使して、会社から1時間程度かかる病院と会社から1時間半かかる自宅を行ったり来たり
自分でもよくやれたなあと感心してます。
山積みになった仕事を自宅に持ち帰り深夜まで自宅で仕事をしました。
私の仕事に対する周りの評価が高かったおかげで、また、パソコンを同時から得意としていたせいもあり、事情を察してくれた上司等に助けられ、周囲の方たちの理解と協力が得られましたので、何とか辞めずにやってこれたのだと思っています。
転勤族で、引っ越しや単身赴任も伴いましたが、子供たちもよく協力してくれました。
金銭的な事情もあり、私の肩に生活がかかっていたせいもありますが、辞めるわけにはいかなかったというのが本音です。
でも、そうやって親が頑張ってる姿を見せていると、子供も自然に「負けるものか」という気持ちを強くもつようで、学校で嫌がらせをされても、ぜんぜんへこたれません。それに、人に対する思いやりが強く、特に弱者を守ろうとする姿勢が人一倍感じられます。
私は、今でも娘が入院した病院の看護婦さんに言われた言葉を大切に胸にしまっています。
完全看護のその病院では、夜間の付き添いが出来ませんでした。
私は、1歳の娘を残して帰るに忍びなく、「お願いだから付き添わせて欲しい」と頼んだのです。
でも、看護婦さんは、
「お母さん、ここには、もっと病状の進んだ子供さんがたくさんいます。みんな病気と闘ってるんです。お母さんが強くならないと、この娘さんは誰を頼ったらいいんですか。親子ともに強くならないと病気に負けてしまいますよ。」
とおっしゃって、私をなだめたのです。
私は、その後、特にこの娘には厳しくするようになりました。
「病気に負けない強い子に育って欲しい」という一念で・・・
今、その娘が将来は「看護婦さんになりたい」と言ってます。
子供は親の背中を見て育つとよく言います。
そのとおりだと思うんです。
お母さんが一生懸命働く姿は、子供に決して悪い影響は、与えないと思います。
頑張ってください。
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