初開催となる上海サーキット。レースはどうなるか楽しみにしていたんだけど，オーバーテイクも随所で見られて，いろんなところで熱いバトルが展開していました。序盤は連なって走っていたので，このままタイム差の少ないレースになるかと思ったら，やはり徐々に散らばってきたのは残念だけど，インフィールドでは抜きにくい＆ストレートは速いマシンが多いということもあってか，なかなか簡単にはオーバーテイクできなかった印象。

　中国ということもあってか，日本人の琢磨の"扱い"が心配していたけど，オンボード映像が多く使われていたのは単なる国際映像だったからでしょうな。エンジン交換，予選順位10番手交代，マシンパフォーマンス，今までの走りからすると，抜いてくるのが分かったからでしょうかね。それにしては「おぉ」と思えるシーンがなかったのが残念。まぁ6位入賞というのは良い仕事しましたねと素直に言えるところじゃないでしょうか。

　今回，面白かったのがチーム無線ですね。毎回やってくれると面白いかも知れません。チームにとっては洒落にならないでしょうけどねぇ。その内，ナバホ族な人とか連れてきてウインドトーカーズを使ったやり取りがされたりするかも(しね～よ)。久しぶりの参戦となったビルヌーブは，無線でしきりにケツを叩かれてて面白かったです。がんばれジャック!!。

　それにしてもワールドチャンピオンは終始ドタバタしてましたねぇ。最後の最後でファステストを出したりしていたけど，今回はミハエルは運が全くありませんでしたな。

　さて，次はいよいよ鈴鹿。今回のレースでルノーとコンストラクターズの差を更に広げたB.A.R Hondaがどんなエンジンを積んでくるのか楽しみですな。意外とスペシャルエンジンとか言いつつ壊れたりするわけで，スペシャルな味付けをしてきても黙ってて欲しいよね。(笑)