どうやら琢磨の来期続投の可能性は微妙なところみたいですな。リチャーズのどちらとも言えない発言といい,ホンダのエンジン供給発表も琢磨には触れられていないしねぇ。
ただ具体的な移籍の話なども聞かないのも事実。もし動いていれば~のチームかなんて話も持ち上がるもんだけどね。しかも他チーム(上位~中段)はほぼ埋まっている状態だし,移籍よりも解雇の可能性もあるんだわな。個人的には素質のあるドライバーの解雇は止めて欲しいです。育たないしね。特に今のF1はコース上でオーバーテイクというのが少なくなって,ピットインでの攻防がメインになってる。往年のドライバーたちが言っているようにアグレッシブなドライバーがあんまりいないのが現状。ゆえに琢磨のような攻める走りのするドライバーに注目が集まる。本来のF1はドライバーの腕で戦う競技だったけど,レギュレーションの変更などで腕よりも戦略が重要視されがち。まぁ確かに腕があってからこそ戦略も生きてくる面もあるけど,それが出来ているチームはフェラーリのみと言ってもいい状態で,いまいち面白くない。
それにしてもB.A.Rは運がないと勝てないんじゃないでしょうかね。勝てるとしたらフェラーリの2台が潰れた時とかね。バトンは速いドライバーだと思うけど,勝てるドライバーじゃなさそうな雰囲気だし,何よりチームの戦略がアホすぎる時がある。ピットインでの作業時間もどういうわけかかかりすぎな時も……前回のドイツGPでも,琢磨とバトンは同じくらいの順位で走っていたのに,ピットアウトすればバトン5位,琢磨11位(だったかな)と順位を落としている(確か落としてた)。というか,過去のGPを見てもピットインで順位を大きく落としている時が多々ある。ピットインで順位を上げるのが今のF1なら,ピットインで順位を落としているB.A.Rはダメじゃん。で,落とした順位を挽回しようとドライバーは必死に走り,そしてミス(笑)。まぁミスっちゃだめなんだけど,攻めの走りをすればミスする可能性は自然に高くなりますな。もう悪循環のような気がします。
何となく勝てる可能性のあるマシンを持っているのに戦略がダメダメで勝てる気がしないのがB.A.Rだったりします。
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